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2008年02月 アーカイブ

2008年02月01日

楽に生きるとは

楽に生きるとはどういうことでしょう?

若い時に株で大もうけして早く退職して悠々自適に
暮らすことでしょうか?

責任の少ない仕事につき、定時に帰って自分の時
間を楽しむことでしょうか?

親の家に住まわせてもらって、いろんなバイトを気の
向くままに転々とすることでしょうか?

会社勤めを辞め、フリーランスになることでしょうか?

主婦になり、稼ぐのは夫に任せることでしょうか?

答えはYesであり、No でもあります。


上記の生き方で十分満足していて、何の疑問も
持たず、他人が「あなたって楽でいいわよね」と
やっかんできたとしても、「そう、とても楽なの」と
それを軽く受け流すのであれば、楽だということ
です。

もし、他人に何か言われた時に、

「楽じゃないよ!本当は大変なんだから!」とか

「ばかにしないでよ!人を暇人のように!」と

受け止めてしまう人は、やっぱり楽ではないのでしょう。


楽に生きる、ということは時間とお金に余裕がある
という意味ではないのです。

時間とお金に余裕があっても、

焦燥感にさいなまれていたり、

「私ってつまらないOLだわ」とか

「私には家事をする能力しかないんだわ」

「俺って社会に全然貢献していないな」

と自分の立場にコンプレックスを持っていると全然
楽ではないのです。

たとえ、徹夜続きで仕事をしていても、充実した気
持ちでいればそれは、楽なのです。

よく、定年退職したお父さんが、せっかくお金にも
時間にも余裕があり、旅行でも庭仕事でも何でも
好きなことができるにも関わらず、毎日やることが
なくすっかり精気を失ってしまうことがあります。

「俺は社会に貢献している」「家族を養っている」と
いうプライドによって自分に自信を持っている人は、
それをする術がないと、自信を失ってしまうのです。

定年後の人でもできる仕事を探してきて、再就職
すると、見かけはおじいさんにも関わらず、すごく
生き生きとしている方がいます。「働いている自分
が好き」なので働いていると楽なのです。

充実した時間が長いと、楽に生きている感覚がつ
かめます。人間にはいろんな価値観があり、それ
ぞれがその価値観に添った人生を生きる権利が
あるのです。

あなたにとって一番大切なのは何ですか?

お金?仕事での成功?家族?趣味?結婚?

二番目に大切なのは?

人生の優先順位に従って生きていると本当に楽に
なります。あなたの人生の優先順位が人と違ってい
てもいいのです。友人がみんな結婚していく中で、
一人だけ仕事に燃えている自分がいるかもしれませ
ん。それでいいのです。友人にとっては結婚が最優
先で、あなたにとっては仕事が最優先であるだけの
話です。

そして、優先順位は時間を経て変わる場合もありま
す。あれほど仕事の鬼だった自分が、毎日食事を作
り夫の帰りを楽しみにしている、そんな変化が表れる
人もいるでしょう。やっぱり仕事は自分の生きがいだ、
という人は「結婚したら家庭に」という、周りからのプレ
ッシャーに負けず、仕事を続けた方が長い目で見れば
楽でしょう。

楽に生きる、ということは思考停止になって周りに流さ
れるのではなく、常に「自分にとって今大切なことは何
か?」と問い続ける、サボらない姿勢なのです。「自分
にとっては周りと同じ生き方をすることが大切」とちゃん
と自覚しているならそれも、1つの価値観です。そういっ
た問いかけをサボらないことによって結果的にその時の
自分の価値観にあった、自分の流れにそった楽な生き
方ができるのです。


2008年02月07日

心理セラピーの目的

心理セラピーのセッションで、恋愛のことなどを相談されて、
状況などお聞きしていると、心の中で、「そんな男性とつき
あうのはやめておいたらいいのに……」と思ってしまうこと
があります。もちろん、口に出してはいいません。なぜかと
いうと、セラピストの私がそういうことを簡単に言ってしまうと、
クライアントさんはそれを鵜呑みにしてしまう可能性がありま
すし、自分のおつきあいを存続するか否かをセラピストとは
言え初対面の人の一言で決めて欲しくないのです。心理セ
ラピーは占いと違って、「当たる、当たらない」の世界ではな
いですし、直接的なアドバイスをこちらから与えていく、とい
う感じでもありません。

恋愛に関しては、とことん傷ついてから学べるということも
あります。他人が先に答えを出してしまっては、「私はなぜ
この人と別れた方がいいのだろうか、私のネガティブな恋愛
パターンはなんだろうか、これからいい恋愛をするためには
私はどういう変化をすればいいのだろうか?」という質問を
自分に対してしないままに「ただ、苦しいから別れる」となっ
てしまいます。もちろん、苦しい恋愛から逃げるのは当然の
行動とも言えますが、そこから何の学びもないと、同じような
恋愛を繰り返してしまったりします。

私は催眠セッションなどでクライアントさんにリラックスして
もらい、潜在意識にアクセスした状態で、その苦しさのもとを
見つめてもらいます。リラックスした状態で、セラピストに側に
いてもらうと、苦しさを見つめること自体はそんなに大変なこと
ではありません。そして、過去のトラウマに起因するものであ
れば、催眠下でそれを克服していきます。潜在意識にアクセ
スした状態ですと、自分が恋愛から何を求めているのか、これ
からどういった自分のくせを直していきたいかというのも分かっ
ていきます。

催眠セッション後に課題のようなものをお渡しして、じょじょに
クライアントさんが望む方向に変化できることを促していきます。
クライアントさんが自分ひとりで悶々と悩んでいたころにはわか
らなかった「この世に二人といない、かけがえのない大切な自
分自身」がはっきり分かるようになってきて、その自分を大切
にするための行動を実際の恋愛の中で起こしていくようになり
ます。その上で、今お付き合いをしている人との関係を見直す
のか、より幸せになるために他の相手を選ぶのか、ご自分で
判断できるようになっていきます。今までただ一人で苦しむだ
けだったり、占いや人の言いなりにばかりなっていたクライアン
トさんが、人生の数々の問題に対して、迷ったり不安があった
としても、自分で、うまく、解決できる力をつけるのをサポートす
るのが心理セラピーだと思っています。

2008年02月19日

私だったらこうするのに

恋愛・対人関係に問題が多い人は、 相手に対して
「私だったらこうするのに」という考えでいる場合が多
いです。

自分が思っているとおりに人が動いてくれなかったり、
感情を持ってくれなかったりするので、「私だったらこ
うするのに」と不満を相手に対して持つのです。

でも、たいていの場合、相手は「あなたじゃない」から、
「そうしない」のです。

相手は相手自身の価値観や能力をもって、物事に対
処しているのです。

私の心理セラピーセッションでは、自分と相手をちゃん
と個々の存在だと認め、「相手の立場になって物を考
える」シンプルですがユニークなワークをします。

とても簡単なワークなのですが、これをすると、たいて
いのクライアントさんは自分が今まで相手に対してどれ
ほど独りよがりだったかということを実感します。

自分が「あなたにこうなってもらいたい」というフィルター
を通して相手のことを見ているうちは、相手の本当の気
持ちは理解できません。

一度、相手に乗り移ったような気分で、目の前のあなた
を見つめてみてください。なぜ相手はあなたにとって不
快だったり、理解しにくい行動を取ったりするのでしょう
か? その理由が見えてくるかもしれません。

2008年02月27日

トラウマって何?

最近ではこのトラウマという言葉も一般的になじみ、濫用されて
いる感じもします。外的内的要因による衝撃的な肉体的、精神
的ショックを受けた事で、長い間心の傷となってしまうことを指し
ます。外傷体験とも言われます。

では、親からひどい虐待などを受けた子供だけがトラウマに苦し
むのでしょうか。実はそれだけではありません。潜在意識が影
響を受けやすい子供時代にショックな出来事を体験し、直後に
そのことを癒せる機会がなかったために大人になってもトラウマ
として残っている人はたくさんいます。ただ、大人の目から見る
とあまりにもささいな出来事であるために、トラウマとして認識す
るのが難しいのです。大人になってネガティブな感情パターンが
ある人はたいていそういったトラウマを抱えています。

健全な家庭での子供は家に帰ってきた時に、家族に「今日ねー
こんなことがあったよ!」と報告します。そして、その報告を親が
聞いてあげるのは子供に対する癒しとなっているのです。子供
は感受性が豊かですので、毎日ささいなことで喜び、ささいなこ
とで傷つきます。楽しかったことを報告した時に、親に「よかった
ねー」と笑顔で一緒に喜んでもらえると、子供は「私は楽しいこと
をしていいんだ、喜んでいいんだ」という自信を持ちます。悲しか
ったこと、ショックだったことを報告した時に、親に「悲しかったん
だねー」と共感してもらうことによって「私は悲しいと感じていいん
だ、私は変じゃないんだ」と自分の感情を受け入れることができ、
ネガティブな感情を感じている時特有の孤独感が解消されます。
そして、必要な時には、ちゃんとNOと言える人間に育っていきま
す。

子供の感情を受け入れられない家庭環境で育った子は、自分の
感情に自信が持てなくなってしまいます。親自身が楽しそうにし
ていない上に、自分が楽しいことをしても共感してもらえない場合、
子供はだんだん楽しいことをするのに罪悪感を抱くようになり、我
慢ばかりするようになります。そして、話を聞いてもらうだけで解
消できるはずのつらいことがあった時もそれを一人で抱え込んで
しまいトラウマに変化させていってしまいます。そして、「私の人生
はつらいことばかり」という考え方に変化していきます。さらに、自
分のネガティブな感情に自信が持てないので、適切な時にNOが
言えなくなってしまいます。

このように、悪いことや虐待があった、ということだけではなく、子
供が自分の感情を受け止めてもらえない環境に育った場合でも、
ささいなことも含めいろんな事件がその子供にとってのトラウマと
なってしまうのです。

もちろん、不運なことにこういった家庭に育ってしまい、現在苦しみ
を抱えている方でも、心理セラピーを受けたり、心理関係の本を読
んだりして回復していくことは可能ですし、必ず、幸せになることは
できます。「親にはお世話になったし、特に虐待されたわけでもな
いのに私は今苦しんでる、、、、」と思うことがあったら、素直な感
情表現が認められない家庭環境だったのかもしれません。まずは、
自分が苦しんでいることをちゃんと自覚しましょう。そこからが癒し
のスタートです。

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