http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070628k0000m040173000c.html
タミフルと同じようにこの薬も社会的パニックを
起こすのかしら?
こううつ剤のお話:
私のセラピールーム にはうつ病、パニック障害などで、投薬を
続けながら、セラピーに通う方も半数ぐらい来ます。
私はセラピストなので、お薬のことには口出しできないし、
基本的に「それで楽になるならお医者さんの指示に従って飲んでください」
とお薬肯定派(?)です。
ただ、気になったのが、
「つらくなった時にだけ
○○○(SSRI=セロトニン再取り込み阻害剤 パキシルもそのひとつ)
を飲んでいます」
というクライアントさんによく会うこと。
えっ、、、、
SSRIはそんな風に(頓服薬のように飲みたい時に飲む)効く薬では
ないはずだけど、、、、。
SSRIはセロトニン(心を安定させる脳内物質)のレベルを徐々に上げ
ていくことによって精神的安定を図るお薬なのです。
詳しいメカニズムはこちら
http://www.oct.zaq.ne.jp/afalx209/hataclinic/medicine/SSRI/index.html
なので、3週間以上飲まないと、効果が感じられないんですよ。
上のリンクによると1年ぐらい飲んでやっとセロトニンレベルが安定するらしい。
セラピストの私がどうしてそんなこと知ってるかと言うと、
大学(心理学科)にいた時に雑学程度に教えてもらったからです。
でも、それを実際服用する人が知らないのは少々危険ではないか?
お医者さんが患者さんに伝えていないのか、患者さんが聞いて
いないのかはよくわからないです。
もちろん、薬を飲む行為によるプラセーボ効果(薬が効いているような気
になること)は大きいとは思いますが、
飲みたい時にだけ飲んでると、なかなかセロトニンレベルが上がらず、
「飲んでても一向によくならない」という風になるんじゃないかなあ。
実際「3週間以上飲むことが必要です」と言うのは、1分(10秒?)あれば
説明できます。
ただ、やっぱり患者さんは、
「薬に頼りたくない」
「薬がないと生活できなくなったらどうしよう」
と不安を抱えている人が多いのです。
多くの患者を抱えているとその不安が顕著なのがわかるはず。
その不安を分かってあげた上で、お医者さんは、
「3週間以上続けて飲むことによって、セロトニンレベルを
徐々に上げていくんですよ。そしてセロトニンレベルを安定させて
からお薬を減らして行きましょう」
と説明するぐらいの思いやりやコミュニケーション力は持って
ほしいですね。
SSRI プラス とんぷくとしての安定剤という処方もできるでしょうし。
もし、自分の主治医や薬剤師から「そんな説明なんてまったくなか
った」という人は、病院を変えた方がいいかもしれませんね。
病院なんてピンキリです。処方してくれるお薬が同じものなら、
安心させてくれる病院に行った方がトクですよ。