小泉元総理が、安部総理に「鈍感力が大切だよ」、
と言ったことで話題になりました。
「鈍感力」というとニュアンスが悪いですが、
多くの心理学者、精神科医は、多くの「完璧な親」
に育てられた子供が精神的に問題を抱えている
ケースを見て、「ほどほどに生きること」の大切さ
を訴えています。
もちろん手抜きしろ、と言っているわけではありません。
何にしろ、自分の満足いけるレベルまで行った後は、
時間や気持ちの余裕を持つことが大切だということです。
完璧を目指して何が悪いの?と言われそうですが、
そもそも完璧を目指す人の言う「完璧」というのは
きりがないのです。ようやくゴールに来たと思ったら、
「まだまだ上には上がある」と休まる暇がないのです。
そういう人は完璧を目指して自らを切磋琢磨するのが
目的で、本当は”完璧”になった時に得られる満足感や
安心感を求めているわけではないのです。
そこには、現状の自分では満足できない無価値感や、
「完璧な自分でないと嫌われる」という恐怖感が隠れて
いるからです。また、自分を限界まで追い詰め病気に
ならないと、自分に休んでいい、という許しを与え
られなかったりする人もいます。
仕事、恋愛、勉強、子育てに完璧を目指している人は、
・自分のやっていることを発展途中でも楽しんでやっているか?
それともただ何かに努力し続けること自体が好きなのか?
・その途中で、他人からの賞賛だけを求めているのではなく、
ちゃんと自分で自分を褒めているか?自分のしていることを誇りに
思えるか?
ということを自分の胸に聞いてみたらいいかもしれません。
もし、常に、自分の心の中で「おまえはまだ足りない人間だ、
もっとやらなくちゃだめだぞ」という声が聞こえてくるので
あれば、それが昔の自分の体験から来た痛みだということを
知る必要があり、自分の価値を認めるワークをすすめるのが
いいと思います。
どうせがんばるなら、”ひきつった笑顔の努力家”ではなく、
”にこにこ笑顔のアクティブ人間”になりませんか?